「最終的に勝つ」ことを目標に
企業の戦略も同じで、長期目線に立って打ち立てる必要がある。
たとえば、自社の事業は海外展開が必須であるにもかかわらず、経営者であるあなたが英語が苦手だった場合、どう解決しようか?
会社のマネジメント態勢を整えて、しばらくは誰かにかじ取りを任せて、半年間でも海外留学をすればいいではないか。
もちろん、リスクはある。しかし、そのリスクを負って不得意な英語を改善し、半年後にまともな英語が話せるようになったとしよう。その結果、ビジネスが拡大して売上が倍になったとしたら、最終的には「勝ち」になる。
日本では特に、一時的に売上が下がったり、キャリアが停滞したりすることを極度に恐れる人が多い。僕はこの点、まったく気にしていない。「今勝つ」のではなく「最終的に勝つ」ことができれば、何も問題ないではないか。
「最終的に勝つ」ことを目標にして、自らの弱点を明らかにし、合理的な方法によって解決する。これは、あらゆるビジネスパーソンに必要な心構えだろう。
「明日を生きる」ことは、人生をつまらなくする生き方では決してない。
「宿題を今日やろうか、明日やろうか」と迷ったとき、「今日やっておけば、明日はたくさん遊べる」と考えられるかどうかなのだ。今日やってしまえば、明日は何の心理的負荷もなく、心の底から遊びを楽しむことができるだろう。
一方で、宿題を明日やることを選択してしまうと、今日遊んでいても心の底から楽しめない。「明日は宿題しなくちゃ」という心理的負担がかかるため、思いきり遊ぶことができないのである。
これは、人生のすべての選択について言える。













