後悔は毒

過去を悔やむことは、
現実を見えなくする「毒」です。
過去と人は変えられません。
これからと、自分を変えていく一歩を
踏み出します。

起きたことを変えようとせず、人を変えようとしないこと。普段からそれを心がけてお店に立っています。

私は95歳で股関節の人工関節を入れる手術をしました。88歳のときに骨にヒビが入ったのを、忙しさを理由にほったらかしにしていたところ、タクシーに乗り込むときに更に痛めたためでした。無理は禁物ですね。手術後は起き上がるのも痛く、歩いても痛く、そこで初めて、自分を大切にしてこなかったことを後悔しました。

でも、後悔しても、過ぎてしまった時間は戻ることはありません。足を痛めた過去は変わりません。足は痛いけれど、仕事には行きたい。なんとかまたお店に立ちたい。きっと私なら乗り越えられるはずと、毎日リハビリに励みました。

あのとき、後悔だけで何もしなかったなら、きっと今の私はいないでしょう。必死に取り組む自分をきちんと見ていなかったら、愚痴ばかりこぼしていたことでしょう。

過去を悔やむことは、今という現実を見ないことにも繋がります。私の場合、過去を悔やむことをやめ、孫と職場に行くために、痛みと向き合いました。足は痛みますが、またお店に立ちたいという思いが勝り、日々、布団から起き上がる毎日でした。

写真はイメージです 写真/Shutterstock
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過去を悔やむことは百害あって一利なし。

後悔は毒であり、今日の一歩は、過去や誰かを変えようとするものではなく、あくまでも自分を変えていく一歩でありたいと思います。新しい一歩は何かしら……そんなふうに考えてみるのです。