鑑別所出所後のある出来事で女性不審に

待ち合わせ場所の都内カフェに現れたゆしんは、まつげにはエクステンション、指先にはキラキラとしたネイルがほどこされ、かつてテレビで見た“元気なおネエ”とはまた違う、凛とした正統派の美女になっていた。

インタビューに応じるゆしん
インタビューに応じるゆしん
すべての画像を見る

「ご自身の心が女性であることに気づいたのはいつ頃でしょうか?」と、記者がド直球の質問を投げかけると、ゆしんはまっすぐ目を見つめてこう答えた。

「自分を“女性だ”と思ったことはないんです。体を女性に変えたいって気持ちはこれから先あるかもしれないですが、今はなくて。ただ、小学生のころから男の子がデジモンに夢中になってる中で、私はセーラームーンとか、レースみたいな可愛いものに惹かれていました。

当時は田舎だったこともあり、ピンクのものを持っているだけで『お前、男だろ!』ってからかわれて。うちは親が離婚して裕福ではなかったので、洋服はいつもお姉ちゃんのお下がり。それがまた恥ずかしくて…。

体育の時、お姉ちゃんのお下がりのブルマを履いていたのをからかわれたのは、本当につらかったですね」

若かりしころのゆしん(一番左)
若かりしころのゆしん(一番左)

やんちゃな性格だったため、学校では常に目立つグループにいたそうで、意外にも中学ではラグビー部に所属していた。

「先生に『お前ら全員ラグビー部入れ!』って言われて、目立ってる連中がまとめて放り込まれたんです(笑)。仲良しのメンバーで入ったんですが、好きな先輩がいて、初めてみんなで着替えたときすごく恥ずかしかった。

当時は“男は女を好きになるもの”と思ってたから、この気持ちは間違いなのかなって…。バレたくなくて、逆に男らしく振る舞ってました。でもスクラム組むときにドキドキして、『この気持ちは何なんやろ…』って。その気持ちを誰にも言えずにいました。その時期に女性とも付き合いましたけど、やっぱり違うって感じたんです」
 

しかし、好きになった女性とは悲しい結果で破局を迎えてしまったそうだ。

「その時、自分は少し荒れていて、鑑別所に入っていたこともあったんです。彼女とは結婚まで考えていたんですが、鑑別所から出たら彼女は別の方の子供を妊娠していて結婚することになったんです…」

今の姿からは想像もつかないが、実はゆしんは中学時代、かなりヤンチャをしていたそうだ。