まさか自分がそんなだまされ方をするなんて…

外資系企業に勤める独身女性の相田さん(仮名)は、大手広告代理店勤務の30代男性Aを相手に損害賠償を請求する裁判を起こし、昨年12月8日に勝訴した。

東京地裁はAに対し「既婚者であることを意図的に隠したのは貞操権の侵害にあたる」ことを認め、約150万円の賠償を命じた。だが相田さんは複雑な思いに悩まされている。

Aは相田さんに好意を寄せ“責任を持つ”と言って避妊をしなかったり、性感染症をうつすなど“非道”な行ないを繰り返したにもかかわらず、口頭弁論中に反省の弁を述べたり謝罪の言葉を口にすることはなかった。

約150万円の賠償を命じた書面(本人提供)
約150万円の賠償を命じた書面(本人提供)
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相田さんは2023年初頭に「結婚前提とまではいかないけど、将来も考えて交際できる人と出会えれば」と独身者向けのマッチングアプリを始めたところ、同年5月に既婚者で2人の子どもを持ちながら“独身で彼女なし”と説明をするAと出会った。