石川先生はスポーツ万能で優しいと評判だったので…
石川容疑者は昨年9月から12月ごろにかけて神奈川県内の施設で女子児童2人の下着を複数回にわたって盗撮、その動画や画像を変態教員グループのSNSのチャットに送信して共有するなどした疑いが持たれている。
調べに対し石川容疑者は「性的欲求を満たすためにやった」などと容疑を認めている。
同チャットには全国の教員ら約10人が参加しているとみられ、名古屋市の小学校に勤務していた森山勇二(42)と水藤翔太(34)、横浜市の小学校教諭だった小瀬村史也(37)の3被告が既に逮捕・起訴されている。
捜査本部は残りのメンバーの特定を急ぐとともに全容解明に取り組んでいる。
葉山町教育委員会などによると石川容疑者は今年3月までは町内の小学校で臨時採用教員として働いており、同4月から中学校に勤務。犯行当時に教員を務めていた小学校の教頭は取材に対し、こう答えた。
「教育委員会からの連絡やニュースを見てこの事件を知りました。(石川容疑者が)今年3月末まで本校にいたことは間違いありませんが、在籍期間や何年生を受け持っていたかなど個人情報に関わることにはお答えできません」
石川容疑者逮捕の報道を受けて、同小学校にわが子を通わせているという母親は表情を曇らせた。
「本日、学校からこの事件に関するがメールが届きました。メールによれば児童にも内容を伝えたとのことでしたが、どこまで子供たちが把握しているのかは分かりません。
帰宅したうちの子に、先生(石川容疑者)が何をやったのか知ってるか尋ねたところ『うん、盗撮した先生ね』と即答しました。まだ低学年だけど盗撮の意味もわかっているようでした。
石川先生はスポーツ万能で優しいと評判だったので、ほかの親御さんやお子さん方も相当ショックを受けていると思います。ただ、石川先生はプールで水泳の授業も担当していたそうなので、その辺はちょっと怖い気がしますね。
メールでは、子供たちのメンタルのことを一番に考えているという主旨が書かれていましたが、学校側からはまだ、保護者会の開催予定も伝えられていません」