「コセムー」と呼ばれ……趣味は「Eテレ鑑賞」

子どもの頃なりたかった職業は「小学校の先生」。現在の趣味は「Eテレ」ーー。 

女子児童の下着姿を撮影しグループチャットに送ったなどとして、性的姿態撮影処罰法違反(撮影など)容疑で逮捕された小瀬村史也容疑者は、勤務先の横浜市立本郷台小学校で発行されたPTAの広報誌のアンケート調査で、こう語っていた。 

PTA広報誌に掲載された小瀬村容疑者の写真
PTA広報誌に掲載された小瀬村容疑者の写真
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舞台となった本郷台小学校には事件発覚後、保護者からの問い合わせが殺到したという。事態を受け、26日午後6時から8時まで保護者説明会が小学校の敷地内にある体育館で開かれた。

在校生の保護者のほか、近隣の小中学校の先生も説明会を聞きにくるなどで、椅子の数が足りず、立ち見で説明会に参加する保護者もいたという。

保護者説明会の冒頭では、PTA会長が司会のマイクを取り、「今回の事件は非常に許しがたい」と一連の事件を非難したうえで、「先生と学校はまだ、警察と連携を取りながら確認を進めているところ。教育委員会の指示を待ちながら行動していることもあり、答えられる範囲が少ないです」と前置きをした。

本郷台小学校(撮影/集英社オンライン)
本郷台小学校(撮影/集英社オンライン)

 その後、校長から「今回の事件について、申し訳ございませんでした」と謝罪があり、「今後、小瀬村教員については、学校へ戻ってくることはないと“思う”」と説明。保護者からはすぐに「“思う”とはなんですか」などと批判の声があがったという。