「なんか石川先生捕まったね」「やばくね」  

さらに、4年生の児童を持つ父親はこう答えた。

「子供からは『明るい先生』と聞いていて、事件のことは子供間でも話題になっているらしい。ただしここ数年は担任を受け持っていなくて、特別支援学級を見ていたというようなことを子供が言ってました。課外のクラブ活動では運動系を担当していたそうです」

若くてスポーツ万能の“イケメン教師”は低学年生や保護者からの人気も高かったようだが、教え子の卒業生からはどう見えたのだろうか。かつての教え子の中学生が保護者同席のもと取材にこたえてくれた。

同じく変態教員グループの小瀬村被告もサッカー青年だった
同じく変態教員グループの小瀬村被告もサッカー青年だった

「事件を起こしたことについて、びっくりしました。今日も『なんか石川先生捕まったね』と友達間でやりとりしていて『先生やばくね』みたいな…。

石川先生は身長の高い先生です。特別支援学級の担当をしていて、仕事は真面目で特定の女子に対してエコひいきとか、女子だけに優しいとかもなかったですね。そもそも、生徒とあまり話しているところを見たことありません。

クラブはサッカークラブを担当していた。サッカーが好きだったようで、クラブ活動の自己紹介では自分もサッカーをやっていて、サフレッチェ広島が好きだと話していた。

サッカークラブではちょっと厳しかった印象で自分が友達とクラブ活動中にオシャベリとかすると、『お前らこのままじゃ弱いままだ』と怒られました」

本人のSNSによると石川容疑者は自身も勤務先の中学校出身。高校は隣接する横須賀市内の私立高校に通い、卒業後は専門学校に進学して教員免許を取得したようだ。

高校時代にはサッカー部に所属、教員になってからも横須賀の社会人サッカークラブに所属してFW選手として試合に出場していた。

その一方で女児の下着を盗撮、“変態教師ネット”の一員として投稿を繰り返していた裏の顔には、児童も保護者も戦慄を禁じ得ないだろう。

学生時代の石川容疑者
学生時代の石川容疑者
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取材・文/集英社オンライン編集部ニュース班