変化していく鎌倉に思うこと

コロナの影響もあって、鎌倉に移住される方が多く、若い方が増えました。

古いビルが取り壊されて新しい商業施設に生まれ変わることも少なくなくて、インバウンド需要が戻ってくるとさらに街の景色が変わるかもしれませんね。
長くこの街に住む者としては、できる限り今までの景色を壊して欲しくない。古い建物を保存しながら進化する街であるといいなと思います。

まだコロナが完全に収束したわけではありませんから、鎌倉まで足を運ぶのを躊躇う方もいらっしゃるかもしれません。そういった方は「鎌倉商店」で鎌倉の雰囲気を味わってみるのはいかがでしょうか。
私のサイン本もありますので、よかったら手に取ってみてくだい。

まだまだご紹介したいお店やものがたくさんあるので、これからも“自称・押しかけ鎌倉大使”を続けますよ。

「鎌倉はお経と潮風の街」――甘糟りり子が選んだ品々が並ぶ“鎌倉商店”で当地の気分を味わって_11
商品と一緒に甘糟さんの本や鎌倉に関する本も展示されている

撮影/井上たろう
構成/百田なつき

「甘糟りり子が選ぶ鎌倉商店」
鎌倉を知り尽くした甘糟りり子さんがセレクトしたおすすめの逸品が並ぶ。
会期 :2022年5月1日(日)~2022年5月31日(土)
場所 :代官山 蔦屋書店1号館 1階 ブックフロア
時間: 代官山 蔦屋書店の営業時間通り
主催: 代官山 蔦屋書店
共催・協力 :甘糟りり子
https://store.tsite.jp/daikanyama/event/humanities/26388-1728310429.html
※入荷数に限りがあります。売り切れの場合はご容赦ください。

鎌倉だから、おいしい。
甘糟 りり子
「鎌倉はお経と潮風の街」――甘糟りり子が選んだ品々が並ぶ“鎌倉商店”で当地の気分を味わって_29
2020年4月3日発売
1,650円(税込)
四六判/192ページ
ISBN:978-4-08-788037-3
この本を手にとってくださって、ありがとう。 でも、もし、あなたが鎌倉の飲食店のガイドブックを探しているのなら、 ごめんなさい。これは、そういう本ではありません。(著者まえがきより抜粋) 幼少期から鎌倉で育ち、今なお住み続ける著者が、愛し、慈しみ、ともに過ごしてきたともいえる、鎌倉の珠玉の美味を語るエッセイ集。 お屋敷街に佇む未来の老舗(イチリンハナレ)、自営の畑を持つ野菜のビーン・トゥー・バー(オステリア・ジョイア)、カレーもいいけれど私はビーフサラダ(珊瑚礁 本店)、今はなき丸山亭の流れをくむ一軒(ブラッスリー・シェ・アキ)、かつての鎌倉文士に想いを馳せながら(天ぷら ひろみ)……ガイドブックやグルメサイトでは絶対にわからない、鎌倉育ちだから知っているおいしさと魅力に出会える1冊。 素材が豪華ならいいというものでもない、店の内装もまた味わいの一端を担うもの、いいバーとバーテンダーに出会う喜び……著者自身の思い出や実体験とともに語られる鎌倉のおいしいものたちは、自然と「いい店」「いい味」ってこういうことなんだな、という読後感をくれる。 版画のように精緻なタッチで描かれた阿部伸二によるイラストも美しく、まさに読んでおいしい、これまでなかった大人のための鎌倉グルメエッセイ。
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