「舞台女優を目指していた」「家で料理中にひとりミュージカルが始まる」歌手としても本格デビューした、日本テレビ佐藤真知子アナの舞台への愛_5

好きが高じてマルチリンガルに

──オフの過ごし方を教えてください。

どんな小さな用事でもいいので、なるべく外出するようにしていますね。外に出ているほうが気分転換できるんです。

月に1回は必ず舞台を観に行くというのを自分のルールにしていて、絶対ここは行けるっていう日を月に1回くらい作るようにしています。

──舞台鑑賞以外の趣味は何ですか?

語学の勉強ですね。英語と韓国語は日常会話くらい。中国語も勉強しました。私、韓国のエンターテインメントが好きで、中国のサイトはとにかく報道のスピードが速い。

だから、それを知りたくて中国語も勉強するようになりました。好きな韓国ドラマは『華麗なる遺産』と『宮~Love in Palace』。もう何度も何度も見ていますね。

ほかにも、泣きたい日に見たいドラマや、気分を上げたいときに見たいドラマなど、自分の中でのお気に入りがたくさんあります。

──これまでに担当された番組で印象に残っていることは?

『所さんの目がテン!』を担当して5年目になるんですが、所ジョージさんの言葉は特に印象的ですね。

所さんは「毎日生きていて楽しい。楽しいことがありすぎて時間が足りないよ」って常々おっしゃっていて。

奥様がこういう料理を作ったんだよっていう日々のご家庭での楽しい話をしてくれるときもあれば、新曲ができるといつも側で聞かせてくれるんですよ。

「興味を持ったらなんでもいいからとりあえずやってみる。やっているうちに自然と枝葉が生まれて、どんどん面白さや楽しさが見つかるんだよ。」など、どうやったら人生を楽しめるかのヒントをいつも教えてもらっています。

私はもともとポジティブな性格ですが、より前向きになれたと思います。

──最後にアナウンサーとして働く上で、こだわっていることを教えてください。

「共感力」が大事かなと思っています。どれだけ相手のことを慮れるか、寄り添えるか。そんなアナウンサーになれるよう、これからも日々努力をしていきたいです。

「舞台女優を目指していた」「家で料理中にひとりミュージカルが始まる」歌手としても本格デビューした、日本テレビ佐藤真知子アナの舞台への愛_6
すべての画像を見る

取材・文/高篠友一 撮影/猪原悠 ヘア&メイク/尾古夢月

展示会の運営からモデルまでAudireで奮闘する佐藤アナはこちらから

日本テレビアナウンサー ~心地よいわたしをまとう~はこちらから