「新しいアナウンサー像を」小麦色の肌が特徴的な忽滑谷アナ はこちらから
日本テレビ アナウンサーチームが手掛けるアパレルブランド「Audire(アウディーレ)」。日本テレビ入社3年目の忽滑谷こころは、最若手として同プロジェクトにコアメンバーとして参加している。
なぜプロジェクトに参加したのか、どのような役割を担っているのか話を聞いた。
プロジェクト参画理由は、アナウンサーが発信していくことへの興味
──忽滑谷さんは「Audire(アウディーレ)」のプロジェクトに参加されているとのことですが、きっかけはなんだったのでしょう?
提案者である先輩アナウンサー・郡司恭子さんから「一緒にやらない?」と声をかけてもらって、コアメンバーとして関わることになりました。
実はアナウンス部に「アパレルブランドを立ち上げる」と知らされた時から、一員として参加したかったのですが、入社年次の浅い私が関わっていいのかなと迷ってしまって。
ただ、郡司さんに「最近どういうことをしているんですか?」ってプロジェクトのことを頻繁に聞いていたら、「一緒にやろうよ」と言ってくれたんです。
──プロジェクトを気にかけていたのは、なぜだったのでしょう?
正直、ファッションにはそこまで敏感なほうではないのですが、女性アナウンサーがテレビで表現する以外の方法で、何かを発信することに興味があったんです。
──具体的にプロジェクトメンバーとして、どのようなことをされているのでしょうか?
今は月1〜2回の会議に参加したり、展示会でご案内したり、取材対応を受けたりというような仕事をしています。
──会議では、どんなお話を?
まずはアナウンサーとして、ひとりの会社員として、どんな商品がほしいかというベースとなる部分のヒアリングをします。
アナウンス部全員からの情報を吸い上げディスカッションしたり、生地選びをみんなでしにいったり、値段設定を考えたり……。
アクションを起こしては、話し合って……を繰り返しながら進めています。値段設定に関しては、25歳入社3年目だと、まだそんなにお金に余裕があるわけではないので、そういう目線で率直な意見を伝えることを大切にしています。
──生地選びまでされるんですね。
入社当初は想像もしていませんでしたね(笑)。これまでもファッションに関わっている方にインタビューしたことはあったのですが、実際に少しではありますが、足を踏み入れてみて大変さを実感することも多いです。
こんなに多くの人が関わっていて、たくさんの工程を踏んで、ようやく1個のものが作れるか作れないかなのかと。大変ではある一方、ワクワクする気持ちの方が大きいので、楽しいです。
──イチ押しのアイテムは?
今日着ているノーカラーボックスジャケットです。丈がもたつきすぎず、でも窮屈じゃなくて、ちょうどいいんです。
あとはラインの入り方も、シンプルすぎて埋もれないのに、悪目立ちしない、どんな場でもなじむ。これは、Audireのコンセプトを体現しているなと。
「どうしたら様々な人が手に取りやすく、かつ自分が着ていてテンションが上がるか」を考えたアイテムです。