「個人的に全然タイプではないけど、別に眞子さんが
そういう人を好きなのは勝手だし、全然いいと思います」
――話は変わって、アメリカの弁護士試験についに合格した今の小室圭さんについて、いかがですか?
小室さん本人に対して思うことより先に、しれっと“あれだけバッシングがあったのに頑張って本当にすごい”とか言ってる人が鼻につきます。
“自分は叩いてないから”“バッシングをしてた人たちひどい”みたいな感じの人。絶対にこっちが正面になるって踏んで“イチ抜けた”となっている人。ある意味、嗅覚は正しいんだけど、 なんかその空気の読めっぷりがいけすかないっていうか(笑)。
そういう人たちって、“ニューヨーク州の司法試験に合格する”とかいう権威に弱いじゃないですか。米国の権威ある賞を受賞したとか、試験に合格したとかなると、それだけで手のひら返して尊敬しちゃう欧米コンプレックス。そういう人は権威主義というか、医者や弁護士みたいな資格や職業にも弱いんですよ。
――日本人の多くはどうしても、欧米コンプレックスから脱却できないですよね。小室さん自身については?
私、個人的には小室さんの文章がマジで読みづらくて苦手です。あの脚注の多さとか(笑)。私の文章も脚注は多いけど、私の脚注の方が百倍面白いと思います(笑)。
小室さんはきっと優秀な人なんだと思いますけど、この先また追い詰められたとき、たとえば浮気がバレたときなんかにも、脚注たっぷりの『小室文書2』を出してきたりするのかなって。それより、論理を放棄して土下座できる人の方がかっこいいじゃないですか。
小室さんは個人的に全然タイプではないけど、別に眞子さんがそういう人を好きなのは勝手だし、全然いいと思います。
でも小室圭バッシングって一時期あまりにも極端で、髪の毛が伸びているだけで怒られていましたけど、私は結構ロン毛好きだから、“こっちの方がいいのにな”とか思ってましたけど(笑)。
そんなふうにバッシングが行き過ぎると、今度はそこから距離を取って、“自分は冷静に見てます”みたいな人が出てくるのは割と自然だし、なおかつ、それを示すのに合格っていういいタイミングがあったから、今度は擁護派がうるさくなったみたいなところがありますよね。
――小室さんや秋篠宮家を叩く人たちって、天皇家は手放しで褒めたたえる傾向がありますよね。
メーガン妃を批判する人も、イギリスのナショナリズム系の人だったりするから、“自分らのもの”と思っていたのを取られたみたいな気分になるのかもしれないですね。自分の理想通りの形ではないと、異常な恨みが出ちゃうのかもしれない。