特徴的なオーダー、“盛り合わせ”の魅力
くにもとが提供するお肉に銘柄による縛りはないが、じっくりと長期肥育された雌の黒毛和牛のみ、仕入れている。それも東京食肉市場内で上物を扱うことで有名な吉澤畜産の担当者がくにもとのために吟味した極上品だ。
そして、くにもとの焼肉は食べ応えが凄い。1切れのポーションが小さいと何を食べているのか分かりにくいが、くにもとではポーションが大きく、お肉を頬張って食べるために、1切れごとの満足度が全く違う。また、お肉は部位ごとに厚みが違い、部位それぞれの良さを最も堪能できるものとなっている。もちろん食べやすさも工夫されていて、部位に合わせた隠し包丁が入っているため、誰でも大きなポーションの焼肉を難なく食べることができる。
さらにくにもとで特徴的なのは、最初のオーダーでは必ず盛り合わせを選ぶようになっていること。盛り合わせには、上等(7000円)、飛び切り(10,000円)、別格(15,000円・すべて税込価格)があるが、この3種の違いは盛り合わせに入る部位の違いだ。別格にはシャトーブリアンやサーロインといった高級部位がふんだんに盛られている。
肉バカは上等をオーダーすることが多いが、盛り合わせのクラスに関わらず、丁寧な技術と肉の上質さはどれも一緒。必ず大満足してしまう。