泳ぎが苦手だったAさん

そして必死の捜索を続けていた道警が5月下旬、遺体となったAさんを発見した。

「滝川警察署にAに会いに行きました。警察官から遺体の損傷が激しいので見ない方が良いと言われました。

Aの遺体はサラシ(包帯)でぐるぐる巻きにされて、顔を見ることも、髪の毛一本も見ることができず、目の前にいるのが本当にAか分からなかったのですが、警察からDNAが一致したと聞きました。

何時間も連れられて、生きたまま川に落とされたAの恐怖や痛み、悲しみがどれほどだったのか考えるとやりきれません。

Aは金づちではありませんが、息継ぎができず、10メートルも泳ぐことができなかったと思います。Aのトラブルに親として気づくことができず、Aを守れなかったことを後悔しています。

私の一番の願いはAを生きて帰してもらいたい。しかし、その願いは叶いません。そうである以上、犯人には極刑を望みます」

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続いて検察官は、Aさんの実父の供述調書を読み上げた。こちらはAさんが行方不明になった2ヶ月後の2024年6月18日付けの検面調書だ。

「4月19日、私の大事な長女Aが殺され、17年と短い人生を終えました。警察に見つけてもらい、骨になってしまいましたが、家に帰ってくることができました。Aのために頑張って話します」