「怖かったろう、痛かったろう、寒かったろう、辛かったろう」
離婚後もAさんと毎月面会し、食事や日帰り旅行などもしていたという父の夢は、将来Aさんが結婚した伴侶と酒を飲み、孫を抱くことだったという。
「Aは小さいころから活発で、中学からバスケットボールを始めました。小学生の時には、家族みんなの似顔絵を描いてプレゼントしてくれたこともありました。いつもみんなを和ませてくれて、とても家族想いの子でした。
滝川署の霊安室で会ったAは、包帯でぐるぐる巻きでした。手を合わせながら、怖かったろう、痛かったろう、寒かったろう、辛かったろう、と話しかけました。元妻も元妻の妹も泣き崩れていました。
毎朝、元妻の家に行き、手を合わせています。おはよう、昨日はこんなことがあったよ、と話しかけています。返事は返ってきません。骨壺を毎日なでています。小さいころにAの顔をなでていたように。
わずか17歳のAの命や未来を奪う必要はあったのでしょうか。こんなひどいことは人間のすることじゃありません。今回の4人の犯人は決して許せません。
Aと同じ目に遭わせてやりたいですが、それは私にはできません。できる限り厳重な処分を与えてください」
内田被告は調書を読み上げる検察官をじっと見つめ、その表情はずっと変わらなかった。
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取材・文/集英社オンライン編集部ニュース班












