『バチェラー』と『バチェロレッテ』の参加者の違い
――司会進行役として、最も大切にしてきたことは何でしょうか?
やっぱり、参加者の方たちに余計な影響を与えないことですよね。 僕、いらんこと言いそうなんで(笑)。
――視聴者としては、そんな印象はあまりなかったですが。
彼ら彼女らが、自分の意志で選択して行動していく、そのプロセスがきちんと成立してほしいと思っていたんです。だから、自分から仕掛けを作ったり、意見を差し挟んだりすることは、しないようにしていました。
――番組では、バチェラーやバチェロレッテの知らないところで参加者同士が衝突する場面もありましたよね。
だからこそ「見守る」というのが、最も難しいのかもしれません。内心では歯がゆさもありますし、「こうなったらいいのに」と思う瞬間もありました。それでも、あくまで一歩引いた立場でいることを大切にしていました。
――『バチェラー』と『バチェロレッテ』、それぞれの参加者に違いは感じましたか?
最初はないと思っていたんですけど、実際には違いはありましたね。やはり『バチェロレッテ』の男性参加者のほうが、どちらかというと感情に素直で、作戦を立てずに「アクセルふかせばいい」と勢いで動くタイプが多い。その一方で、『バチェラー』の女性参加者は、より戦略的な印象がありました。
――確かに、言われてみると納得です。
ただ、司会としての役割自体はどちらも変わらないと思っています。もちろん僕も男性なので、心が折れそうになっている男性参加者を見たときは、「頑張れよ」と心の中で背中を押していたことはありましたね。













