負傷者の救護作業を行なっていなかった?

だが、若山容疑者の異常な行動は事故直後にもみられていた。当時救助活動にあたった福島県内の複数の消防関係者の話によると、6日午前7時39分に発生した事故の2分後には119番通報が行なわれ、郡山広域消防組合の消防車両は事故から19分後の7時58分に現場に到着している。

地元メディアによれば、生存した生徒らは重傷を負った生徒の手を握って励ましたり、発煙筒を焚くなど被害の拡大阻止に懸命に動き回っていた。だが軽傷しか負わなかった若山容疑者はそうした活動に加わっていない。

「最初の消防隊が現場に到着した際、運転手は運転席に座った状態で、意識はありましたがボーっとした様子でした」とある関係者は話した。

事故直後、ボーっとした状態だったという(写真/読者提供)
事故直後、ボーっとした状態だったという(写真/読者提供)

運転席にいた若山容疑者は、動けない状態ではなかったにもかかわらず、自分が起こした事故の負傷者の救護作業を行なっていなかったとみられる。