「詐欺師呼ばわりは、ちょっと…」

――ティザー映像をご覧になった率直な感想を教えてください。

細木かおり(以下、同) かなりインパクトが強そうな作品だなって。正直、「また、あることないこと言われるのかな…」という不安はありますね(笑)。というのも、私たちはドラマの詳しい内容を全く知らないので。

――Netflix側からは事前にご連絡はなかったんですか?

2、3年前に「細木数子さんのドラマを作ります」と製作側がご挨拶に来られました。その際、私が「事実関係の整合性などを事前にチェックできるのか。もしくはそのストーリー自体に『イエス』『ノー』言える立場なのか」と確認したら、「それはできない」と言われました。

――そうなんですか⁉

はい。ただ、Netflix側も「あくまでフィクションなので」と。きちっと調べたうえで「昭和100年を迎えた日本から、戦中戦後をたくましく生き抜いた女性の姿を“リアルな昭和”の象徴として世界に届けたい」ということだったので、まあそれを信じますという感じですかね。

――映像には、生前噂された“ダーク”な描写もありましたが…

「詐欺師」とか「霊感商法」呼ばわりは、ちょっとどうなのって思いましたよ。でも、どんな形であれ、世界配信されるドラマの題材に選ばれたことは、生前の母がそれなりに頑張ってきた証なのかなと思います。どう描かれるか、懸念はありますが、一視聴者として楽しみたいと思います。

母・細木数子さんの半生を描くNetflixドラマ『地獄に堕ちるわよ』に対し、複雑な心境を語る後継者のかおりさん(撮影/集英社オンライン編集部)
母・細木数子さんの半生を描くNetflixドラマ『地獄に堕ちるわよ』に対し、複雑な心境を語る後継者のかおりさん(撮影/集英社オンライン編集部)