英語の「コンフォートゾーン」を広げていく

私は日ごろから膨大な量の英語の記事、コラム、本を読んで情報収集しているが、半分は好奇心からである。無理にそうしているわけではない。

そこが重要で、例えば読書にしても、尊敬する文芸評論家の故・福田和也氏とは彼が63歳で亡くなる3年ほど前からメールでやりとりしていたが、彼は年間1000冊以上読んでいた。

私には到底無理だ。毎週1冊読む人もいれば、毎月1冊のペースで読む人もいる。こと英語の本となるともっと少ないだろうが、最も重要なことはやりすぎないということである。やりすぎると精神的に疲れてしまい、長続きしない。

写真はイメージです(写真/Shutterstock)
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しかしながら、人が安心感を持って行動できる心理的な領域を指す「コンフォートゾーン(comfort zone)」の中だけで行動すると、慣れた行動や思考パターンに従って、ストレスを感じずに過ごすことができるので、今度は成長しない。

成長したければこの「コンフォートゾーン」から外に出なければならない。

若いときには、コンフォートゾーンを広げるために少し無理もしてほしい。もちろん無理は続かないので、“on and off”(断続的)にやるといい。

それはスポーツでも音楽でも同じである。毎日数時間訓練するのが日課になっているプロのマネをしても続かないが、少し無理をして挑戦し成長することでコンフォートゾーンも広がっていく。

まず自分にとってどれくらい英語に接するのが現在のコンフォートゾーンに入るのかを知ることが第一である。