アンチコメントにも宝はある

──たびたびポストが燃えていますが、どのような受け止めでしょうか。特に、戦記さんはネガティブな意見に対しても丁寧にリプライしているのが印象的で。

戦記(以下同) いろんな意見があるのはいいことですし、ご批判も歓迎という立場です。実際、私が2016年からアメブロで娘の中学受験記を綴っていたときも、ネット掲示板を中心にさまざまな批判がありました。しかしその批判の中にもわずかながら、当時の娘の学習上の問題を解決してくれる提案もありました。

今回の娘の件についていえば、昨年7月時点で合格している英検1級の2次試験における彼女の弱点が日常英会話の絶対量であることはわかっており、指摘していました。これは娘の指導をお願いしている英語コーチも同意見でした。しかし娘はそれを無視して勉強し、結果は不合格。

不合格という結果が問題なのではなく、そのプロセスに問題があったと私は考えています。親が「馬鹿娘」と言わないと、誰も言ってくれないんですよね。

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──ややもするとアンチではないかと思われるコメントから学ぶこともある、と。具体的にはどんな経験がありますか。

娘が小学校低学年のときの話ですが、当時、私は買ってきた問題集を解き切るように指導していました。わからなければ、正解を与え、解説をする――ということです。

しかしある日、掲示板に「それは間違いで、わからない問題はすぐに正解を与えず、一晩寝かせてもう一度取り組ませたほうがいいのに」と書いてありました。それを実践すると、娘の学習に対する姿勢が以前よりも意欲的になったのを覚えています。アンチの方からのコメントにも宝はあるのです。