「“被害者家族”を装う芝居だった可能性があります」
優季容疑者の黒い車のドライブレコーダーは、結希君の失踪当日の映像が一部消去されていたとも報じられている。
「この車のドラレコが車内を撮影していたかどうかについて府警は確認を拒んでいますが、車外の映像だけでも車を乗り降りした結希君の姿が映っていた可能性は高い。そこで早い段階で府警はドラレコデータの任意提出を求めましたが、容疑者は渋っていたそうです」(関係者)
結局、遺体発見の翌々日の15日朝から事情聴取を受けた優季容疑者は、死体遺棄容疑を認めて逮捕されただけでなく、逮捕状執行前には結希君の殺害も認めている。
「『学校まで送った後、南丹市内で殺害しその場で遺棄した』との主旨の供述をしています。3月23日の昼前に妻を連れて学校へ行った時にはすでに殺害し、遺体を山中に遺棄していた疑いがあります。登校していないとの連絡が妻に入った時にそばにいたことも、その場で110番したことも“被害者家族”を装う芝居だった可能性があります」(地元記者)
関係者によると、優季容疑者は「共犯者はいない」と供述。府警は「少なくとも遺棄については他の人(の関与の気配)は出ていない」(井上正己捜査一課長)と言い切り、この供述には信ぴょう性があるとみられている。
結希君は妻の連れ子で、養父である優季容疑者が手を掛けたことが事実なら、実の母である妻は自分の子を殺した男のアリバイ工作に利用されていたことになる。しかもその企みはすぐに府警に見抜かれていた形だ。
ネットでは「死体遺棄には共犯者がいる」とのデマが飛んでいるほか、台湾のテレビが「逮捕された容疑者は中国籍だ」との根拠不明の誤報を出したことを真に受け、この情報を拡散する動きが出ている。
それに対し府警は、死体遺棄は単独犯との見方を強め、優季容疑者は外国籍だとの情報が虚偽であることを確認したと説明した。捜査は優季容疑者のかく乱工作だけでなく、世間のデマとも闘う様相だ。













