量り売りの歴史
そもそも量り売りはどのようにして生まれたのか。その歴史は深い。
「量り売りスタイルはオリジンの成長を支えてきた象徴的な販売形式です。お客さまが好きな量を自由に選べる利便性と楽しさが支持され、当社の成長を支えてきた重要な提供方法のひとつと考えております」
創業当時は、量り売り惣菜を対面で販売するのが主流だったという。ただ、販売方法の開発を検討する中で、従来とは異なる売り方の可能性を模索し、「セルフ方式による均一価格の量り売り」を着想したそうだ。客自らが惣菜を容器に盛りつけ、惣菜の種類に応じて100g単価で精算する量り売りである。そのきっかけは何だったのか。
「創業者である安澤英雄によるアメリカ視察です。現地で価格の分かりやすさの重要性を実感し、お客さまにとって選びやすい販売方法として、量り売りの均一価格を導入しました」
和洋中、サラダ、揚げ物など様々な種類の惣菜が並べられていた量り売りスタイル。まさに「オリジンと言えば」と懐かしむ人もいるのではないだろうか。そんなオリジンの数多くの惣菜の中で人気商品を単刀直入に聞いた。
「『唐揚げ』は人気No.1です。他にも『海老とブロッコリーのサラダ』などの定番商品も、幅広い世代のお客さまにご好評いただいております。意外と知られていないですが、おすすめのお惣菜は中華です。なかでも『四川風麻婆豆腐』は特におすすめです。当社は1966年に世田谷区に開店した中華料理店「東秀」が原点であり、中華系のお惣菜に特にこだわりと自信があります」
こうした中で、量り売り形式が復活した事例も出てきている。
「一部店舗にて『若鶏の唐揚げ』や『とり天』などの量り売り形式を再導入したところ、お客さまからご好評の声をいただいております。他商品の展開についても検討している段階です」
量り売りスタイルを熱望する人たちの声は確実に届いているようだ。













