自分の身体に正直に

——プライベートでも、お食事などで気をつけていることはありますか?

実は、嫌いな食べ物は全くないんです。お肉も食べますし、お酒もワインや日本酒、焼酎など、何でも美味しくいただきます。季節の旬のものや、その土地の美味しいものに合うお酒をいただくのは最高ですし、夏はビールが美味しいですよね。

ただ、「お腹が空いてから、好きなものを美味しく食べる」ということを大切にしています。時間が来たから食べるのではなく、身体が欲しているときに食べる。呼吸法を続けていると味覚も研ぎ澄まされたように思います。

あとは、ストレスを溜めないこと。もちろん生きていればいろいろなことがありますが、ネガティブな出来事も反省したらすぐに前向きに切り替える。毎日を新鮮な気持ちで、感謝して過ごすことが大切。まずは自分が健康で元気でないと、皆さんのために行動ができないですからね。

——心身ともに本当に健康的なのですね。最後に、最近の活動や、今後やっていきたいことについて教えてください。

現在、由美ブリージングの普及のほかに、港区の観光大使や、「町おこし」の活動にも力を入れています。地方のイベントにゲストとして伺うことも多々あります。若い人たちにも「お銀さん!」と言われて、嬉しいですね。

私の母や祖母の故郷である熊本県の天草や、大好きな沖縄など、自分にゆかりのある大好きな場所をもっと元気にしたいんです。「沖縄を日本のハワイにしよう!」なんて言いながら、今の事務所の社長と一緒にいろいろな企画を進めています。終活なんてとんでもない! まだまだ行きたいところもやりたいこともありますから。

——2025年大阪・関西万博で展示された「AI由美かおる」が話題になりました。

最新技術を使って面白いことをしましょう、とおっしゃって来てくださった方々がいて、おしゃべりができる「AI由美かおる」が誕生しました。また、お銀姿の私とお風呂に入ることができる「AR由美かおる」も開発中です。

——「自分を大切にできる人は、他人も大切にできる」という温かい信念のもと、これからも周囲を元気にし続けるのが、由美かおるさんの描く「これからの自分」なのですね。

私は、誰かのために行動し、皆さんが元気に輝いていくのをサポートすることに、心からの生きがいを感じています。人生100年時代、不安なことも多い世の中ですが、誤った情報に流されず、自分の心と身体を見つめて、まさに呼吸を整えれば、きっと困難も乗り越えられます。これからも、一人でも多くの方に元気と笑顔をお届けしていきたいですね。

2001年に出版された、由美かおるの写真集のタイトルは『生まれたままの妖精』(講談社)という。永遠の妖精・由美かおるは、AIが普及しつつある現代でも、そのきらめきを失わない。

これからも健康的に美しく! 由美かおる(写真/本人提供)
これからも健康的に美しく! 由美かおる(写真/本人提供)
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(前編はこちら)

取材・文/木原みぎわ