逮捕から処分まで6か月もの期間を要したのはなぜなのか?

7人の教員グループによる盗撮画像共有事件で最初に逮捕されたのは愛知県名古屋市の小学校教諭・水藤翔太被告(34)だった。

同被告は2025年3月に逮捕され、懲戒免職処分は同年6月に公表された。2人目の神奈川県横浜市の教諭は同年6月に逮捕され10月に処分。その後の3、4、5人目と7人目においても3~4ヶ月で処分が下されている。

しかし、6人目である澤田被告は、今年3月19日に懲役3年・執行猶予5年の判決が言い渡された後の3月23日になってようやく懲戒処分が下された。逮捕から半年後のことである。

澤田大樹被告
澤田大樹被告

3月23日に教育庁から「教職員の服務事故について」という題名で公表された文書にはこうある。

1 教職員に関する事項
(1)氏名 澤田大樹
(2)学校名 東京都豊島区立池袋第三小学校
(3)職名 教諭
(4)年齢 34歳
(5)性別 男

2 処分の程度
懲戒免職
3 発令年月日
令和8年3月23日
4 処分理由
令和7年9月30日、児童ポルノである動画データを所持した。

逮捕から処分まで6か月もの期間を要したのはなぜなのか。東京都教育長人事部職員課に聞くと「地域差はある」としながらも、処分を下すまでの流れについてこう説明した。

東京都庁(写真/PhotoAC)
東京都庁(写真/PhotoAC)

「本件の場合、そもそも本人との接触が難しく、報告作成・本人への事情聴取が難しいことなどで事実確認に時間がかかったため、これだけの期間を要しています。

発覚したら事故の報告、報告があったら本人や関係者に事情聴取、認定できる事実を基に量定を検討、最終的に教育委員会に諮り決定となります。

期間について定めはなく、上記の手続きが終わり次第、発令となります」

教育庁から「教職員の服務事故について」という題名で公表された文書(写真/教育庁より)
教育庁から「教職員の服務事故について」という題名で公表された文書(写真/教育庁より)

気になるのはこの6か月もの間、澤田被告に給料は支払われていたのかという点だ。

「発覚後、残っている有給休暇分は給料が出ています。しかし有給休暇がなくなって以降は欠勤としていますので、給料は支払われていません」