「丼やコップをカウンターに自分で置くのがほぼ鉄則」

二郎の流儀を知らない人からしてみたら「じゃあ、丼を客がテーブルからカウンターに上げなければいいのでは?」と思うかもしれない。「しかしそれは違う」とアカボシマシマシさんは言う

「二郎のお客さんは食べ終わった後にテーブルから丼やコップをカウンターに自分で置くのがほぼ鉄則。それはあの麺と野菜と肉のボリュームで千円以内という安価さゆえです。店員さんの仕事を少しでも軽くすることはもちろん、客も協力して店の回転率を上げるためでもあります。

食べ終わったのかトイレに行ったのかを見分ける目安にもなるし。だから客が丼をカウンターに置くのをやめるってわけにはいきません」


一橋学園店の「大盛全部マシマシ」二郎系列のなかでも一、二を争う量の店舗だという(写真提供/アカボシマシマシさん)

一橋学園店の「大盛全部マシマシ」二郎系列のなかでも一、二を争う量の店舗だという(写真提供/アカボシマシマシさん)

アカボシさんはジロリアンとして二郎愛があるゆえに「個人的にはカウンターのすぐ後ろに寸胴がある席だけは丼を上げなくていいとか、ルールを変えるのもありかもしれないです…」などとファンゆえの対策案を訴える。

「あるいは、他店舗ではカウンターのすぐ後ろに寸胴がある席だけ使用せず荷物置きにしているのを見かけたことがあります。でもそれも、二郎は回転とロット数が決まっていて席数も調整していると思うのでルール的にも売上的にも厳しい可能性もありますよね。こればかりはもう、食べ終わるのがやや遅いと感じていたとしても、客側が手元に細心の注意を払うしかないと思います」