関東には伝わらない? 上方漫才大賞の価値

—上方漫才大賞「奨励賞」おめでとうございます!

友保 ありがとうございます。今年からTVerで見れるようになったそうで。今年からなんか夜の放送になって、今まで土日の昼やったんですけど。

小林 ゴールデンなったって。

友保 平日ですけどね。なんでか知らんけど。

金属バットの小林圭輔(左)と友保隼平 (写真/石垣星児)
金属バットの小林圭輔(左)と友保隼平 (写真/石垣星児)
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—関東に住んでいる方には上方漫才大賞はあんまり馴染みがないかもしれません。

友保 情報が岐阜羽島ぐらいで止まるんですよね。あそこまでは来るんですけど、そこから先行かないんですよ。三河安城で2人知ってるぐらいですね。

—名古屋を越えてこない(笑)。なので上方漫才大賞はこんなすごいんだぞっていうのを、お二人に語っていただけたら。何より昨年のM-1王者であるたくろうさんに勝っての受賞ですし。

友保 いやねえ、ラッキーでしたね。出順もあったし。

—上方漫才大賞の「奨励賞」というのはどういう位置付けなんですか?

友保 実はね、僕らもあんまりね……。

小林 あんまり見たことないんですよ(笑)。

友保 いや、知ってるんですよ。で、すごいもんちゅうのもわかるんですけど、実はあんまりね、見れないんですよね。フリーターとかやってたから。誰か取らはったってのを聞いて、すごいなって言うんですけど、実はそんなガッツリ見てない。

小林 まあ見てることはあるんでしょうけど、あんまり一致してないというか。

—推薦された芸人さんが出場される。

友保 そうなんですよ。上方漫才協会が推薦してくれてはるんですけど。なんやったん、今まで。全然見てくれへんやんと(笑)。急に呼ばれて推薦ってね。

—どなたが推薦されるんですか?

友保 いや、俺が聞いた話では、でっかい黒い板が何個か並んでて、「SOUND ONLY」って書いてるところで選んでましたと。

小林 特務機関ネルフ(NERV)やな。

友保 まだ誰が選んでるかわからない。

小林 これ、でもほんまにわからないんですよ。

友保 「SOUND ONLYでんがな」って書いてある、そう聞きましたけど。

—金属バットさんにとって人生初のタイトルですか?

友保 友保家の次男坊に生まれたこと。これがまず一つ目のタイトルですよね。

小林 でも取ってますね。『SAKAI NO OWARAI』っていうイベントのを。しかも連覇してますね。2016年の初年度から。

—『SEKAI NO OWARI』みたいな……。ちなみに今もその賞レースはやってるんですか?

小林  いや、わかんない。やってなさそやな(笑)。

友保 それこそヤングがMCやってて。たしか賞金1万円ぐらいもらえて。優勝して5000円ずつ分けてんな確か。俺その5000円でケータイ代払ったんやけど、首の皮1枚。

小林 3年目にはもう出たらあかんってなってエキシビジョンみたいな感じでネタしてたんですよね。で、松竹の漫才トリオ・風穴あけるズが優勝して1万円を3等分するってすごい悩んでた。