「担当大臣を切らずに乗り切ることはできないかとの模索も」

11日、衆院文部科学委員会で中道改革連合の泉健太氏から「自ら説明責任を果たすべきだ」と水を向けられた松本氏は、

「報道は承知をしておりますが、本日この委員会、そして予算委員会に連続して出席している関係で、内容について私自身まだ見ていないというような状況です。しっかりと見た上で判断をしてまいりたい」

とだけ話し、説明を拒んだ。

「国会を後にした松本氏は、メディアを避けて姿を消しました。官邸が大臣交代の検討に入ったとの見方も強まりましたが、新年度予算の年度内成立を目指す政権・与党は衆院での予算案総括質疑を野党の反対を押し切って13日に行なえるかどうか正念場に差しかかっています。高校無償化関連法もあり、担当大臣を切らずに乗り切ることはできないかとの模索もまだあるようです」(政治部記者)

だが、11日には首相周辺の芳しくない話がほかにも同時多発的に噴出した。

「文春は林芳正総務相の私設秘書がインサイダー取引で東京地検特捜部に逮捕されていたと報じました。デイリー新潮は高市首相が関与を否定する暗号資産SANAE TOKEN(サナエトークン)の発行者側が首相の公設第一秘書と接触していたと書いています。

さらに赤旗日曜版のオンラインも、高市首相事務所がパーティー券購入者に、本来は認められない所得税の寄付金控除を受けるための書類を不正に発行していた疑いがあると報じています」(政治部記者)

不貞を働いた教育担当大臣が政権からの脱落1号になればかなり恥ずかしい事態だが、急いでこの“損切り”をしたとしても問題は山積している。

国会議事堂(撮影/集英社オンライン)
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取材・文/集英社オンライン編集部ニュース班