シャネルのマトラッセが会社員には買えなくなった

2025年秋、「ちょっと前まで100円だったハンバーガー」が190円。今までの倍のお金を出さないと買えません。

これは言い換えると、ざっくり言って100円の価値が半分になってしまった、ということです。

20年前には15万円~20万円、ごく普通の会社員でもちょっと背伸びをすれば買えたシャネルのマトラッセは、今は約180万円にもなります。仮に「数年間、コツコツ貯金をして、憧れのバッグを買う」と考えていた人がいたならば、その時間をドブに捨てたようなものです。

もしも買いたいモノがあるなら、私からのアドバイスはたった一つ。

「1分1秒でも早く買ったほうがいい!」

それがどんどん物価が上昇するインフレへの対策です。

さて、こうしたインフレ時代に、貯金信仰をもったままだとどうなるでしょうか。

「今まで100円で買えたものが200円になる」とは、「お金の価値が下がった」ということです。

もしもまだ「なんとなく貯金」をしているのなら、とても危ういことです。貯めておいたら増えないどころか、お金の価値が下がって「減ってしまう」のです。

70年代~バブル時代までの「とりあえず郵便局か銀行に入れておけば増える」という貯金信仰は完全に崩れ、バブル以降の「たいして増えなくても、貯金しておけば安心」という感覚もボロボロになりました。

デフレの中でのんびりしていられた時代は終わりました。

私たちは今、「貯金しておくとどんどんお金の価値が下がって、お金が目減りする」というマインドセットに切り替えなければなりません。

これからインフレ経済のなかでどうやって生きていくのか?

それを知るためには、お金について知ることが大切です。

お金の感覚・考え方を、親がまずリセットしなければなりません。

そして、子どもが自分の望む道を選択できる自由な人生を送るようにするためには、「お金との付き合い方」を教えておくことが大切です。

子どもの人生のためにお金の知識を(写真/shutterstock)
子どもの人生のためにお金の知識を(写真/shutterstock)
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自由にあきらめずに生きる 外資系金融ママがわが子へ伝えたい 人生とお金の本質
河村真木子
自由にあきらめずに生きる 外資系金融ママがわが子へ伝えたい 人生とお金の本質
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子どもをもつママはもちろんのこと、実践的な金融教育に興味のある学生、お金の不安をもつすべてのビジネスパーソン必読の1冊です。


【目次】
Prologue
第1章 お金の「感覚」や「考え方」を育てる
第2章 「自分に投資」するお金の「使い方」
第3章 資本主義のルールを知って「稼ぐ」
第4章 グローバル時代にお金を「増やす」ために大切なこと
Epilogue

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