国民の手取りを静かに、しかし確実に削っていく高市早苗

「増税はしない」

高市政権は、そう繰り返し説明している。確かに、消費税率が引き上げられるわけではない。新たな増税法案が国会を通る予定もない。だが、その言葉を額面通りに受け取って安心しているとしたら、かなり危うい。

なぜなら、政府が言う「増税」と、国民が実際に感じる「負担増」は、もはや同じ意味ではなくなっているからだ。

税率が据え置かれていても、手取りが減れば生活は苦しくなる。家計にとって重要なのは、言葉の定義ではなく、最終的に自由に使えるお金がいくら残るかである。