「能登半島地震で家が壊れたことが転機に」珠洲市出身、10年以上ひきこもっていた44歳の男性が見つけた人生の楽しさ
ルポ〈ひきこもりからの脱出〉28
集団行動が苦手だった石尾大輔さん(44)は子どものころからいじめられていた。15歳で統合失調症と診断され不眠と幻聴、倦怠感に長く苦しんだ。大学卒業後、10年以上ひきこもっていたが、能登半島地震で家が半壊。支援者の呼びかけで広域避難したことをきっかけに、自立するまでを追った。(前後編の前編)
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