「幻の“神の舌”の巻」(ジャンプ・コミックス第128巻収録)
今回は、美食家として知られる中川が、その味覚のせいで大変な目に遭う。
中川は、世界屈指の大企業の御曹司。これまで、万事が超一流! な環境と品々に囲まれて生きてきた。食について述べるなら、世界中の美酒美食を味わいつくした経験と、食に対する深い知識とこだわり、そして鋭敏な味覚を宿した「神の舌」を持っている。
それゆえ、相手が素人だろうと女性だろうと、食に関する一切の妥協を許さない……いや、許せない。
そんな中川が、郷土料理を食べて誉めまくるテレビ番組に出演することになるのだが……。正直、ミスキャストとしかいいようがないわけだが、それをなんとかするのが本作における両さんの役割だ。はたして無事に番組の収録を終えることができるのか!?
この中川、テレビ番組の収録では苦労することが多い。「中川の交番日記!の巻」(ジャンプ・コミックス第89巻収録)ではドキュメンタリー番組「密着24時間」の主役に据えられるが、警察官像とも一般的な視聴者の庶民感覚ともかけ離れすぎていたため、ムリヤリ庶民派の若者を演じさせられている。
これまたミスキャストなのだが、本人には悪いがその悪戦苦闘ぶりが実におもしろい。ぜひとも一読をおススメしたいエピソードだ。
一方で「高級品鑑定クイズ」への出演を請われた「鑑定クイズの巻」(ジャンプ・コミックス196巻収録)では、出演者を笑いものにしようとするディレクターの演出に不快感をあらわにし、本気で反撃。超高級ワインなどの鑑定を完璧にこなし、ディレクターの企みを完膚なきまでに粉砕した。
それでは次のページから、テレビ番組の収録で中川が被る、気の毒ながらも笑うしかない受難の数々をお楽しみください!!



















