【Dクリニックの最新AGA治療体験!】(漫画を読むをクリック)
抗うという選択肢があってもいい。それが「治療」ならもっといい。
Dクリニックで最新のAGA治療を体験取材できることになった。自分自身の薄毛に悩みながらも、コツコツと薄毛漫画を描いてきたかいがあったというものだ。
たった一度の体験取材で僕の薄毛がどうにかなるとは思っていないけれど、「最新の」というところに好奇心がくすぐられる。
担当編集者と共にDクリニック東京に到着。明るく清潔感のあるエントランスは安心感がある。
受付を済ませ、問診票の設問に答えていく。後半になるにつれ「将来に希望があるか」「役に立つ、働ける人間だと思うか」など、やけに精神的な問いが多いことが気になった。
カウンセリングの際にそのことについて伺うと、メンタルの不調が髪の毛に影響することも多いのだと言う。
なるほどそうかもしれない。
僕が髪の毛が薄くなりつつあることをはっきり自覚したのは、コロナウイルスに罹患して大きく体調を崩し、仕事が激減した時期だった。
病気の影響や栄養状態で髪の毛が抜けてしまったというのもあったのだろう。
しかし同時に、仕事がない不安から憂鬱になり、薄くなり始めた自分の頭髪を鏡で見てまた気が滅入るという負のスパイラルに陥ってもいた。
カウンセリング後は(治療を受ける場合の)治療内容や費用についての丁寧な説明があって、医師の診察を受ける流れになる。ここで待望の「最新の治療」のお話を伺うことになった。
今回は新たに開発されたミノキシジル活性剤「ミノキブースター」についてレクチャーを受け、「非接触振動圧」治療を体験した。その内容についてはぜひレポート漫画を読んでいただきたい。
お話を伺いながら、AGA治療とは不公平を埋めていくものだと感じた。
髪の毛の多い少ないなんて些細なことだという意見もある。「生まれつき」と割り切れる人もいる。
僕もどちらかといえばその考えだったはずだが、自分自身髪の毛が薄くなり始めたとたん前述のように悩み、落ち込んでしまった。
AGAに限らず、悩みなんて大抵は他人からみれば些細なことかもしれない。だけどその些細なことからメンタルを崩し、日々が不調に陥っていくことだってあるのだ。
割り切ってしまうのも1つの手だが、抗うという選択肢があってもいい。そしてそれが「治療」ならもっといい。
その選択をよりよいものにするため、長年研究し続けてくれている人たちがいるんだ⋯と思うと、気分が少し明るくなった。
文/トリバタケハルノブ