夏休みが25日もある職場も…!

「土曜出勤もあるので、年間休日が〇〇日とカッチリと決まっている訳ではありません。ただ、だいたい平均すると年間休日が120〜125日程度+有給休暇という感じになります。営業職ではないのでグループのノルマなどもありませんから、有給休暇は各自が好きに取得しています。

ただ周囲を見ると、平均取得率は60〜70%程度でしょうか。学園本部などに働くことが大好きな働きマンがいるので、そのような人を含めた平均は法人全体で50%ぐらいになると聞いたことがあります。NTT系のように100%の消化が基本線というようになってほしいです」

なんと、意外にも休日数自体は、平均的な日本企業とあまり変わらないようだ。学生のように長期の夏休みや春休みがあるというウワサは嘘だったのだろうか。

画像はイメージです(写真/Shutterstock)
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 「大学の繁忙期は1〜4月がピークとされていることが多く、休みの過ごし方は夏と春でかなり異なります。まず春は、4月の入学者対応に向けた準備があるので、学生たちが春休みであっても、職員たちに長期の休みがあるということはなく、カレンダー通りです。12月〜2月の冬休み期間も、年内入試や一般入試がありますから、その時期も長期休みはありません。

一方で、夏休みは繁忙期でもないので、長期の休みがあります。例えば、東洋大学は夏休みが25日、明治学院大学は21日、東京女子大学は16連休など、大学の中途採用サイトにも日数が書いてあったりします。

周囲の大学職員を見ているとイメージとして、土曜日出勤のある大学はその分夏休みが長め、完全週休二日制の大学だと2週間ぐらいはある印象でしょうか。

ただ、国立大学などは少ないようで、土日+3日程度とも聞きますね。つまり、大学職員といっても大学によってかなり異なり、夏休みの長さはピンキリと考えていただくのがよいかと思います」