離婚した元夫と同じタイプだね…

「ギャンブルは楽しいし、やめられないのもわかるけど、ハマっちゃいけないタイプっているんですよ。誰かに相談できない人、熱くなりやすい人、依存体質とかですね。水原さんも当てはまってたんじゃないかな。

私が30代の頃の元旦那も全部当てはまるような人間で、お互いギャンブル好きだから楽しく競馬とかパチンコしてたんだけど、黙って1人でもやってたみたいで、気づいたら500万円も借金作っちゃってたんですよ。相談とかできる人じゃなかったから、家にある金品とか減っていくし、おかしいなとは思ってたんですけどね。

最後は私が愛想尽かして離婚しちゃいましたね。水原さんもこれから離れていく人間がいるかもしれないというのは覚悟したほうがいいんじゃないですかね」(大田区の50代女性・事務職)

取材に応じる男性(撮影/集英社オンライン)
取材に応じる男性(撮影/集英社オンライン)
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日本でも流行の兆し

「スポーツベッティングって20~30代で流行ってるんですよ。スポーツが好きな人がさらに熱く応援しながら見れるし、仲間と見てても盛り上がり方が全然違うようで、一回そんな状態で試合を見ると賭けないと物足りなくなるらしいです。

聞いた話ですけど、合法のスポーツベッティングだと掛け金は数万円くらいが上限で手も出しやすいんだとか。スポーツ観戦代に使ったと思えば負けても気にならないって人もいました。とはいえ負け続けたら100万円くらいすぐに到達するだろうし、一般人からしたら100万円でも大金ですから他人事とは思えないですね」(豊島区の20代女性・営業)

自己破産を経験したり、家財道具を質入れしてタネ銭を作ってまで舟券を買う豪の者など、“ギャンブル依存者“たちの経験談は、はたして教訓になるのか。

取材・文/集英社オンライン編集部ニュース班