ユニットでM-1に出ようと思っていた

――優勝したらいろいろお声がかかりますよね。

友保
 まぁまぁどっかで犯罪犯して。

小林 ギリギリの、それはまぁ許せるかみたいな。

友保 自転車パクる、チャリ泥棒。

小林 やむを得ず。

金属バットが感じたM-1とTHE SECONDの違い。「オッサンオバハンばっかりでM-1ほどのピリピリはなかったけど、1人だけM-1の顔してる芸人がおって…」_3

――編集部としては、お二人がTHE SECONDへの出場を決めてくれたことで、こうしてまた取材ができて本当に嬉しいです。

小林
 アレで終わりやと(笑)。

友保 今生の別れやおもて。一瞬終わったおっさんが。まぁよかったですよ、これ始まらんやったら今年の夏誰かとユニット組んでM-1出ようと思ってましたもん。

――候補がいらっしゃったんですか?

友保
 近所によくしゃべるインコがいてるんで、インコと一緒に「おもしろ出っ歯おじさん」ってのが第1候補でしたね。もう1個は「インコ人間」。

小林 インコがメインやん。

友保 俺はあんましゃべらへん、インコがしゃべる。

小林 やっぱインコがメインやん。

友保 おもしろ出っ歯おじさんがボケを取ると思いきやインコがボケをとるという、で、いざ「おもしろいのはどっちだ」言うて客に投げかけてる。

小林 仲悪なるて。

友保 お前は俺とインコの仲を知らんから。

――大会があった方が日常に刺激がありますか?

友保
 スパイスね。どうなんですかね、頭は使う。

――ドキドキしてる方が楽しい。

友保
 それがおもろいもんでTHE SECONDに関してはあまりドキドキしない。そんな気を張ることもなくて、なんたって僕ら劇場単価が上がったんですよ。マネージャーがTHE SECONDのベスト8を決める時に楽屋来て「金属さんの劇場単価が上がりました」と。試合前に言うてくれたんで、俺らはもう負けてもいいと言うてて。ほんとナイスマネジメント。勝っても負けても。マネージャーが吉本一強い男なんで。