ラーメン消費額(1世帯あたり)日本一奪還! ラーメン王国・山形県で絶対食べるべきラーメン店8選
今年2月に総務省が発表した家計調査の中華そば外食費の最新データによると、山形市が1世帯あたり1万3196円で全国1位となった。2021年の調査では日本一の座を新潟市に譲ったものの、市をあげてラーメンに熱を注いできた山形市が2022年の調査で王座を奪還した。実は山形県は「人口10万人あたりのラーメン店の数」が日本一といわれている“ラーメン王国”。山形市をはじめ、各地に名店が点在するエリアだ。そんなラーメン王国・山形県で絶対に食べておきたい8つの名店を紹介する。
蕎麦屋から生まれた創業160年以上の老舗「鳥中華」
■手打 水車生そば(天童市)
文久元年創業のお蕎麦屋さんで元祖「鳥中華」のお店。
最初は賄いだったが、1971年にグルメ本に掲載されたのをきっかけにメニュー化されたもの。
「元祖鳥中華」。具は鶏肉、天かす、笹がきネギ、三つ葉、細切りノリ。麺は太めでウェービー。
天かすが油がわりになっているのが面白い。旨い天ぷらを揚げている油だからか油自体が旨い。
甘めのそばつゆに胡椒を効かせてエッジを立たせている。鳥も柔らかくて美味しい。
三つ葉や細切りノリが和風で蕎麦感もある。面白い歴史だ。