転職は「優秀さを競い合うゲーム」ではない! 応募書類作成のストレスをゼロにする、すごい実績がなくても転職できる人がアピールすべき「再現性」とは
転職時に「特に実績がない…」と不安な方にお伝えしたい、すごい実績がなくても転職できるコツとは。多くの転職者を支える佐野創太さんの新刊『ゼロストレス転職 99%がやらない「内定の近道」』から、一部を抜粋してお届けする。
ゼロストレス転職#2
考えを改めた相談者さんが新たに使うようになった実績は、「大手企業の経営陣が一発で納得する資料作成能力」でした。
相談者さん曰く、「経営コンサルタントの一番のアウトプットは資料作成です。大手企業の経営陣が意思決定に必要な情報を整理するのはなかなかできないことなので、他の会社でも発揮できます」とのことです。
ここでは「自分が思うすごい実績を主張すること」の危険性と、打ち出すのは「応募先企業で再現性の高い経験」ということを覚えておいてください。
転職活動は優秀さではなく、再現性を競うゲームなのです。
#1 『この会社、もう辞めたい」と新年度早々に思ったら? 「ストレスのない転職」に必要な“エージェント登録前の準備運動”とは』 はこちらから
#3 『ワケあり人材が転職を成功させる裏ワザは「強味を自分からアピールしない」ことだった!』 はこちらから
『ゼロストレス転職 99%がやらない「内定の近道」』(PHP研究所)
佐野 創太
2023/3/1
¥1,815
336ページ
ISBN:978-4569854052
働きながら転職、しんどくない?
年間約800万人が転職を希望しているにもかかわらず、実際に転職する人は約300万人。
残りの約500万人は、転職活動を途中でやめるか、最初から転職をあきらめる。
頑張っても内定が出ない人、簡単に内定を獲得する人――。
両者の差は、以下のポイントを知っていたか否かでしかない。
・何十社も応募する必要はない。「数社に集中」。
・誰にも負けない「強み」や「すごい実績」はいらない。必要なのは、再現性。
・履歴書と職務経歴書以外に、「プラスアルファの資料」が欠かせない。
・「転職エージェントガチャ」で、ハズレを引かない。
・面接は、口がうまい人が勝つわけではない。「面接官を誘導する」「資料に語らせる」。
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体力的にキツくない、長引かせない、自己肯定感も下がらない、「要領のいい転職戦略」。