【おにぎり部門】最優秀賞
飛び出し注意! 麻薬たまごの危険なおにぎり
ダイキョーバリュー弥永店(福岡県)/250円
「食べ方に気を付けないと惨事が起こってしまう恐れがある、中毒性の高い美味しさのおにぎり」という説明をそのまま商品名にしたおにぎり。SNSで話題となった「麻薬卵」が開発のきっかけだ。
甘辛い味付きたまごを、刻み沢庵や韓国海苔などを混ぜ込んだご飯、有明産海苔で包んでいる。
【おにぎり部門】最優秀賞
しみしみ揚げ茄子とちりめん山椒のおにぎり
おむすび膳七(広島県)/200円
米の栽培から加工、流通までをコーディネートする「オクモト」が展開するおむすび専門店による品。
「揚げ茄子にオリジナルの天つゆを染み込ませWメイン具材とすることで、ご馳走感がアップした」(担当者)。主食も主菜も副菜も一品でとれるおにぎりだ。
【寿司部門】最優秀賞
ジュレ仕立ての洋風お肉ちらし
クイーンズ伊勢丹(千葉県、東京都)/980円
「父の日」向けに開発したという一品。「肉ちらしは今までなかった」と審査員からも評価された。1食分160gを使用したローストポークは店内で15ミリ角のダイス状に手切りしている。肉寿司を展開するスーパーは増えているが、それとは一線を画す逸品だ。
【寿司部門】最優秀賞
燻鯖寿司
博多やりうどん 福岡店(福岡県)/639円
西鉄ストアが手掛ける「博多やりうどん」によるメニュー。鯖寿司消費量日本一の博多ならでは、博多うどんのお供として開発したそうだ。鯖を燻製することで旨みを凝縮し、押し寿司にした。
【パン部門】最優秀賞
青森うまいもの三昧ピザ
ユニバース(青森県、岩手県)/880円
1枚のピザに“食事・おつまみ・デザート”のトッピングテーマを加え、家族で楽しめるシーンを想定して開発したピザ。青森産ホタテの食事ピザ、八戸の塩辛を使用したおつまみピザ、弘前産りんごのデザートピザの3種。生地には青森産「青天の霹靂」の米粉を配合した。
【パン部門】最優秀賞
サーモンカツサンド
TOUBEI(東京都)/555円
東京駅の「グランスタ東京」に店舗がある。脂の乗ったサーモンの美味しさを引き立てるタルタルソースには、隠し味にあおさが入る。「魚専門店ならではの良品」と審査員は太鼓判を推すが、「改良の余地はまだある」と担当者はストイック。