佐々木朗希、湯浅京己らが初出場だけに…
「可能性として高いのは、山崎颯一郎あたりでしょうか。最終メンバーの投手15人のうち、佐々木朗希、湯浅京己、宇田川優樹らはキャリアの少ない初出場。万が一、彼らが本番になって使えないと判断した場合、山崎などが必要になる。彼は12月の豪州との強化試合で、唯一、中継ぎでもイニングまたぎを経験し、栗山監督も“使える”と手応えを持ったはずです」
大穴として、田中将大の“復活当選”はないのだろうか?
「可能性はゼロとは言えないものの、低いでしょう。表向きには“どのポジションでもやる”と言っているようですが、栗山監督が打診した際、中継ぎではどうかと聞いたところ、色よい返事をしなかったと伝えられています。
決してプライドの問題ではなく、いつ、どの試合で登板があるかわからない中継ぎでは、調整がしづらいという現実的な問題からでしょう。それでも監督として扱いづらいには違いない」(前出・デスク)
他方で、こんな声も。
「入れ替えで入るなら、経験の浅い投手より、場数を踏んだベテランの方が向いているという考え方も出来ます。2回目のタイミングとなる準々決勝後、つまり準決勝か決勝の2試合だけと想定すれば、そこにベストの状態を持ってくることはそれほど難しいことでもないはず。田中としてもこの2試合なら、たとえ1イニングだったとしても登板する価値はあるでしょうしね」
はたして誰が加わるか。ちなみに、この入れ替え候補8名の登録期限は2月7日。この8名の名前が公表されるかどうかは、現在のところ明らかになっていない。
取材・文/集英社オンライン編集部ニュース班 写真/小池義弘 AFLO