第3位
肉にも魚にも野菜にも、美味すぎる万能粒マスタード
GOLDEN MUSTARD 400g入り
辛すぎる食べ物はあまり好まないのだが、最近、非常にハマっていてリピ買いしているスパイスがある。
愛知県の美ノ久という食品会社が製造し、東京のGOLDEN MUSTARD社が販売している粒マスタード、GOLDEN MUSTARDだ。
GOLDEN MUSTARDにはマイルドな味わいの「ゴールデン」、コクのある「ブラック」、スパイシーな「アリッサ」、イカ墨ミックスの「マーレ」という種類があり、僕は基本の「ゴールデン」を愛用している。
辛味はほとんどなくマスタードの旨みがしっかり出ているコイツを、肉に乗せて食べると、まあおいしいのなんの。
ソーセージやベーコンなどの肉料理にはなんでも合うが、肉だけではなく魚につけても卵につけても野菜につけてもキノコ類につけてもいい。
どんな食材にも合う、万能のスパイスなのである。
スタンダードな140g入りではすぐになくなってしまうので、最近追加されたらしい400g入りを買った。きっとこれもすぐに食べ尽くしてしまうのだけど。
第2位
私淑していた故・小田嶋隆さんの著作
『東京四次元紀行』(イーストプレス)
『小田嶋隆のコラムの向こう側』(ミシマ社)
『諦念後 男の老後の大問題』(亜紀書房)
一度もお会いしたことはなかったが、密かに憧れ、尊敬し、目標にしていたコラムニスト・小田嶋隆さんがご病気のため亡くなったのは、今年の6月だった。
65歳という若さであり、たいへんに残念だ。
亡くなる直前には氏の初小説である『東京四次元紀行』が発売され、没後はコラム集『小田嶋隆のコラムの向こう側』、『諦念後 男の老後の大問題』が相次いで刊行された。
多作ゆえに、雑誌やウェブで一度発表されたものの、これまで単行本にはまとめられていなかった遺稿がいくらもあるらしく、きっと今後も書籍が刊行されるだろう。
ファンとしては悲しくも嬉しい話だ。
第1位
目から鱗! 革命的なかけ心地の新形状メガネ
Zoff SMART HINGELESS
ど近眼で乱視もあり、しかも老眼まではじまってしまい、矯正しなければとてもじゃないけど日常生活を送れない僕だが、体質的にコンタクトレンズは苦手。
だから朝から晩まで常にメガネをかけているのだが、ファッションアイテムとしても好きだという理由もあって、10数本のメガネを所有している。
その中でいま一番気に入っているのが、今年の秋に買ったZoffのヒンジレスメガネだ。
ヒンジとは、メガネの前面とツルを接続する丁番(ちょうつがい)のこと。
ヒンジレスのこのメガネは、弾力のあるチタニウム製のツルが固定されていて、頭を自然に挟み込んでくれるので長時間かけても痛くならず、また非常にずれにくい。
収納するときは、通常よりも少し大きめのケースに、ツルを曲げるようにしてしまわなければならなくてちょっと手間なのだが、起きている間はずっとメガネを外さないわけだから、この点も気にならない。
このメガネの快適さは、一度かけてみないとわからないかもしれない。
メガネ同士諸君に強くお勧めしたい。
以上、2022年の佐藤的ベストバイ10点。
皆さんの今後の買い物に役立つものもあれば、まったく参考にならないものもあったと思いますが、いかがだったでしょうか?
やっぱ買い物は楽しいね。
来年もいっぱい買おうっと!
画像・文/佐藤誠二朗