第5位
単行本の続きを待ち焦がれている人気マンガ
『ダーウィン事変』(講談社)
全国の書店員や漫画ファンの投票で決まる「マンガ大賞2022」に選ばれ、かなりのヒット作になっているので知っている人にはまったく今さらな話に違いないが、うめざわしゅん作のマンガ『ダーウィン事変』がおもしろい。
2020年から講談社の「月刊アフタヌーン」に連載され、今年4月に最新の単行本第4巻が発売されている。
人間の父親とチンパンジーの母親の間に生まれた“ヒューマンジー”の少年で、人間以上の並外れた頭脳と身体能力の持ち主であるチャーリーが、テロ組織に立ち向かう物語……。
ネタバレになるのでこれ以上は書けないが、知らなかった人はこの紹介だけでも十分に興味が湧いてきたのではないだろうか。
僕は単行本派で雑誌連載は読まないタイプの読者なので、4巻の終盤で起こったとんでもない展開に驚きつつ、ドキドキワクワクしながら次巻の発売を待っている。
連載を読んでいてその先を知っている人も、決して僕の耳には入れないでください。
第4位
ポール・ウェラーになりたかった冬コーデ
bluesdressフード付きシャツ&GUステンカラーコート
東京・渋谷のモッズ系ファッションの名店、bluesdress(ブルードレス)でフード付きシャツを買った。
モッズスーツでよく見かけるブリティッシュライクなストライプのファブリックを使いつつ、今っぽいスタイルに仕立てた、bluesdressらしいクールなアイテムだ。
お店のスタッフさんに、「ステンカラーコートを合わせるといいですよ」と言われたので、家に帰ってさっそく手持ちのステンカラーコートを上から羽織ってみたのだが、なんだか思ってたのと違う。
僕が持っている唯一のステンカラーコートはもう10年以上前に買ったもので、ショート丈でタイトシルエットであり、今のトレンドとはかなりずれているのだ。
ビッグシルエットでロング丈の今っぽいステンカラーコートが欲しくなった僕は、いくつかのショップを回ったが、結局、理想のものが見つかったのはGUだった。
あこぎなほどトレンドに忠実で低価格のGUって、やっぱすげえ。
一生ものと思って買ったbluesdressのフード付きシャツと、刹那のトレンドに従うために買ったGUのステンカラーコート。我ながらいい組み合わせだ。
目指したのは、スタイルカウンシル時代のポール・ウェラーのようなスタイルである。