2004年の「nobodyknows+」くらいカマせるアイドル

★「わーすた」 @Tokyo Idol Festivl 2022スカイステージ

今年は久々の夏開催となった「TIF」が楽しすぎて、3日間、朝から夜まで休憩一切なしでアイドルを見続けたのですが、その中で「強い」と思わされたステージが「わーすた」でした。

この現場で初めて見た「マッシュ・ド・アート」がスカイステージ(フジテレビ湾岸スタジオ屋上)の晴天にもマッチしていて、その光景が目に焼き付いてしまい、この日は僕だけパステルカラーのゆりかもめで帰りました。

もしも紅白に出場するなら…皆さん的にはやっぱり「いぬねこ。青春真っ盛り」が見たいと思いますが、新曲「すまん、犬」も歌詞がエグいので、ぜひそちらを。本家の紅白歌合戦で五木ひろしが「よこはま・たそがれ」じゃないあまり知らない新しめの曲を歌っているときのような気持ちで聴いてみてください。

★「Devil ANTHEM.」 @ワンマンライブ「でび野音祭2022」

8周年でようやく辿り着いた日比谷野音、というだけでも前代未聞のこと。人でいっぱいの客席や力の入ったオープニングから、不遇の時期やコロナ禍での頑張りを思ってうるっときてしまうくらい、エモであふれる現場だったのですが、そんなことを吹き飛ばすほどのパフォーマンスと楽曲のよさと演出のパワーで完璧なワンマンでした。ちなみに「ココロカラ」は僕がデビアンを好きになったきっかけの曲です。

もし紅白に出場するなら…メジャーデビューも決定したことですし、大御所よろしく、野音から中継で参加してほしいです。

★「MIC RAW RUGA」 @ワンマンライブ「PAY YOU BACK」

これに関しては見に行ったというか、寺田が芸人としてゲスト出演した現場なので書くかどうか迷ったのですが、間違いなくよかったので書きます。

HIPHOPアイドルグループなのですが、運営チームが「RHYMEBERRY」をやっていた方々で、「MAGIC PARTY」などの当時の曲も引き継いで歌っています。知名度はまだまだなのですが、間違いなくもっと評価されるべきグループです。

ラップのスキルだけ見ても相当ですが、メンバーのAKIRAさんは本家の紅白歌合戦に欅坂46のバックダンサーとして出場した経歴を持つほどのガチガチのダンサーで、グループ全体のダンスの熱量もすごいです。

もしも紅白に出場するなら…2004年の紅白で「nobodyknows+」がアウェイの空気のなか、NHKホールの静まりかえった観客に向けて、バチバチにカマしていたのと同じ現象を起こせるのではないかと思います。