交流戦は意味がない
――前回の連載で交流戦の出来が今後のシーズンを占うとおっしゃってました。
江本孟紀(以下、同) あんまり影響なかったね(笑)。セはヤクルトがだいぶ負けたけど阪神も同じくらい負けた。パは西武、ソフトバンク、日ハムが揃って勝ったから順位がほとんど変わらず、交流戦をやった意味がほとんどなかったね。
(※ヤクルトは6勝11敗1分、阪神は6勝12敗。西武が14勝3敗1分、ソフトバンク・日本ハムが14勝4敗)
――日本ハム・新庄剛志監督も「やる意味あるかなってくらいパが強い」と話してました。
俺も前からずっと言ってた。交流戦って客の入らなかった昔のパリーグが人気球団の巨人と阪神とやりたかったのと、あとは普段は見られないエースと強打者の対決をシーズンで見せるってファンサービスの一環から始まったワケでしょ。
今はパリーグもたくさんお客さんが来るし、何よりエースと強打者の見応えのある対決なんてないじゃない。大エースもいないし、クリーンアップがちゃんと揃ってる球団がどれだけあると思う? 阪神だけなんだよ。
――日本で活躍するとすぐメジャーへ行ってしまう事情もありますしね……。
これは由々しき問題。そういうチーム状態にしちゃってる原因を何とかできないなら、交流戦なんてとっととやめればいい。交流戦のせいでオールスターや日本シリーズの価値も下がるしね。
――交流戦の結果を見ると、例年通りパリーグが圧倒し、西武の初優勝で幕を閉じました。
西武は投打にバランスがよかった。それにしてもパリーグは全体的にレベルが上がってきてる。5球団が(勝率)5割以上でしょ。
普通はAクラスとBクラスではっきり明暗が分かれるんだけど、今年のパリーグは単純にAとBを分けられないから、今後ますます注目だな。














