消費者のニーズを的確につかんで商品開発に活かす

トップバリュも消費者の心をとらえる優れた商品の開発に邁進中だ。

2025年2月に「トップバリュ レンジでできる!中華 炒めないの素」を発売したが、これは共働き世帯の増加で料理に時間がさけない家事の軽減ニーズに応えたものだ。1人前×2袋が標準のセットとなっているが、これもカップルのニーズに沿ったもの。一般的な中華の素は3~4人前が中心で、量が多すぎるという声を拾い上げた。

「トキメクおやつ部」はZ世代を中心とした若年層向けの菓子を扱っている。プライベートブランドは簡素な包装で、価格を訴求するスタイルが一般的だった。「トキメクおやつ部」はパッケージのデザインや、「癒しの魔導士グミ」などネーミングにもこだわる商品開発を行なっている。

ネーミングやパッケージのセンスも光る「トキメクおやつ部」シリーズの「癒しの魔導士グミ」(写真/トップバリュホームページより)
ネーミングやパッケージのセンスも光る「トキメクおやつ部」シリーズの「癒しの魔導士グミ」(写真/トップバリュホームページより)
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商品開発力も上げているイオンの「値上げしない」戦略はいかなる結果をもたらすのか。小売業界全体が関心を寄せている。

取材・文/不破聡