「自分で選びたい」「助かる」…児童や保護者からはさまざまな声
では、肝心のお菓子の内容はどのようにして決めるのだろうか?
「お菓子の内容は、子どもたちが好きそうなものやアレルギーの有無、あと福岡市の場合は小学校だけで146校あるのですが、遠足の時期は大体集中しますので、そもそもメーカーさんがその期間に提供できるかどうか、などの点を踏まえた上で、お菓子の組み合わせを教育委員会のほうで考えて、いくつかのパターンでセットを作ります。その中からそれぞれの学校が選ぶような形をとっています」
この「配布制おやつ」に対して、児童や保護者からの反応はさまざまだ。
「決められた予算内でご自分の家庭で選びたいという声もありますし、逆にみんな同じ内容で助かっているという保護者の声もあります。
先ほども申し上げたように、特にアレルギーや家庭の事情によって差が出ないという面では確かに利点があると思っています」
同市では、今後もこの施策を続けていくと担当者は話した。
こうした取り組みを行なう自治体がある一方で、多くの家庭では、限られた予算の中で工夫しながら遠足のおやつを準備しているのではないだろうか。
子どもたちが楽しみにしている遠足のおやつタイム。親子で相談しながらおやつを選ぶ時間は、子どもにとって小さな学びや思い出にもなりそうだ。
取材・文/集英社オンライン編集部ニュース班













