クマが献花台の菓子を狙って…

4月13日に遺体で発見された結希君が、生きていれば12歳の誕生日を迎えていた26日、ひと気のない山林や田畑が広がる遺体発見現場の近くでクマが目撃された。

遺体発見が報じられた後、周辺には花や菓子を供えにくる人が絶えず、地元住民が弔意から献花台を設けた。その台がうずもれるほど多くの花などが置かれていたが、クマが菓子をねらって現れる危険があるとの判断からその献花台やお供え物も撤去された。優季容疑者はクマが出る場所に遺体を遺棄していたことになる。

現場に供えられていた沢山の花やお菓子(撮影/集英社オンライン)
現場に供えられていた沢山の花やお菓子(撮影/集英社オンライン)
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「正直な、最悪の結末やと思うわ。一家全員知ってるから心配だわ……。連絡してどうしてるかなんて聞けないけどな……。容疑者は一度だけ見たことはあるけど深くはわからん。容疑者が安達家に来てから一家の関係がどうなったのか、とかそういう詳しい事はわからんわ。ただ、あの一家は昔から知っとるけどみんな仲良かったわ」

結希君一家を知る男性はそう言って事件を嘆いた。優季容疑者は昨年末ごろに結希君の母と結婚し、この妻の実家である安達家で生活を始めていた。

一家を知る別の知人によれば、容疑者は妻が家族に引き合わせた時も、その後に家で一緒に暮らすようになってからも挨拶もしないような態度だった。このため家族は結婚に反対し、それを押し切る形で優季容疑者は家に住むようになったという。

そんな継父のことを結希君も「家に変なオッサンがいるのはかなわんわ」と話していたことがわかっている。♯16

その結希君は3月23日の朝、自宅で朝食を摂った後、約10キロ離れた小学校へ送っていくという優季容疑者の車に乗った後に失踪し、変わり果てた姿で見つかった。

安達夫妻が配っていたビラ(撮影/集英社オンライン)
安達夫妻が配っていたビラ(撮影/集英社オンライン)