学校が母親に連絡する前の時間帯に「子どもがいなくなった」
府警は、優季容疑者が結希君の母親と一緒に捜索をするため車で移動すると、すぐ後ろに覆面パトカーをぴたりとつけて尾行するようになったと関係者は証言。府警が優季容疑者の関与を疑っていることは本人も周囲もわかる状況になっていた。
こうした中で3月29日には結希君の通学用かばんのランリュックが峠道で見つかる。4月12日には山中で結希君が履いていたとみられるスニーカーが見つかった。翌13日には府警が山林で遺体を発見するが、遺体はその前に別の複数の場所を転々としていたとみられている。
このため優季容疑者は、覆面パトカーが付いてくるときは情報提供を求めるビラを配り、パトカーがいなくなれば結希君の遺棄場所へ戻って遺体を別の場所に移したり、ランリュックやスニーカーを見つかるように捨てたりするなど捜査の手から逃れるために動き回っていたようだ。
「しかし府警はドライブレコーダーの映像やスマートフォンアプリの解析で容疑者の移動状況を把握し、一定時間とどまっていた場所の付近を捜索してスニーカーや遺体を発見しました」(地元記者)
優季容疑者は現在の職場で知り合った結希君の母親と付き合うようになり、結希君母子が暮らしていた南丹市内のアパートの部屋にも出入りしていた。
「そのアパートの部屋で昨年3月ボヤ騒ぎがあり、結希君はお母さんと一緒にお母さんの実家に移ったんです。その実家に優季容疑者は再婚前から住みつくようになっていましたが、ほかの家族にまともに挨拶もせずボーっとした感じだったので家族のほとんどの人が『なんであんな男と結婚するんや』って反対していました」(安達家の知人)
転がり込むように住み始めた妻の実家でともに暮らす妻の連れ子をなぜ殺害しようと思ったのか。捜査を逃れるための不自然な行動が次々とめくれる中、肝心の動機は依然不明のままだ。
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取材・文/集英社オンライン編集部ニュース班













