マナーが良すぎた都内のお花見会場
こうした対策は来年以降も続いていくという。
「桜がある以上、人が集まりますし、来年いきなり人が来なくなるということはちょっと考えにくい。来年以降も同様の対策を行なっていくことになると思います。ただ、具体的な対策については、地域の方も交えて協議して決めていっている状況にはありますので、今年と全く同じ対策を取るかどうかは、今の時点では申し上げられません」
ちなみに都内中心部では、浅草横の隅田川沿いにある隅田公園も桜まつり会場としてにぎわっている。こちらはシートを敷いて桜を見ながら飲み食いする人も多く、ごみの散乱が心配されそうな環境だが、印象はかなり違った。
夜、花見客が帰り始めた時間帯に現地を見てみると、ごみはほとんど落ちておらず、全体として驚くほどきれいに使われていた。大きなごみ集積場が用意されており、多くの来場者がきちんとそこに捨てているようだった。
もちろん、目黒川と隅田公園では、川沿いの構造も、歩道の幅も、人の流れも違う。単純比較はできない。それでも、中目黒の横断幕やベンチ封鎖を見たあとだと考えさせられる。人気スポットだから規制強化は当然、ではなく、場所の設計や運営、そして来訪者側のふるまいによって、守られる景色もあるはずだ。
取材・文・撮影/集英社オンライン編集部













