「重い宿題」や「関心のずれ」といったネガティブな言葉
欧州が真っ向から反発して怒りを買う中、日本はおだてることで切り抜けた。この事実を描くことで、大統領の外交が単なる気分やエゴに左右されているという弱点を浮き彫りにした。
米国のリベラル層はトランプ氏に批判的であり、大統領の未熟さを証明する記事は非常に喜ばれる。だからこそ、高市氏の成功を好意的に書くのである。
朝日新聞の立場はこれとは異なる。日本のリベラル派である朝日新聞は、防衛力強化などを進める高市氏のような保守的な政治家を日頃から強く警戒している。そのため、高市氏が米国の大統領を過剰に持ち上げる姿は、対米追従の極みであり、日本の尊厳を損なうものに見える。
朝日新聞は日本の読者に向けて記事を書いている。日本はエネルギー資源の輸入を中東に頼っており、中東情勢の悪化は死活問題だ。だからこそ、大統領の要求に振り回され、危険な海域への協力を約束させられるリスクを国内向けに強く警告しなければならない。
「重い宿題」や「関心のずれ」といったネガティブな言葉を重ねることで、表面上は成功でも裏には深刻な問題があると指摘する必要があった。













