サウナ用断熱シリコンガード「たまも~る」が大反響…メーカーが明かす開発の経緯

株式会社こせひらが3月1日に発売した「たまも~る」は、サウナの高温環境から精巣を保護するためのシリコン製の専用断熱ギアだ。

男性の精巣は熱に弱く、高温環境が精子形成に影響するといわれているが、昨今のサウナブームの中で見落とされがちだった「男性の妊活、ヘルスケア」に着目し開発されたという。

サウナ用断熱シリコンガード「たまも~る」(写真/株式会社こせひら提供)
サウナ用断熱シリコンガード「たまも~る」(写真/株式会社こせひら提供)
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発売した経緯について、株式会社こせひらの担当者に話を聞いた。

「サウナは健康増進に寄与することが様々な論文で示されています。2024年のデータでは日本国内に年1回以上のサウナ愛好家は推計で1648万人いるとされ、身近な存在になっています(出典:日本のサウナ実態レポート2025 一般社団法人日本サウナ・温冷浴総合研究所調べ)。

一方で、サウナという日常ではあり得ない高温環境が、男性の身体、特に温度の影響を受けやすい部位にどのような影響を及ぼし得るのかについては、ほとんど語られていないことに気づきました」

サウナ用断熱シリコンガード「たまも~る」のロゴ(写真/株式会社こせひら提供)
サウナ用断熱シリコンガード「たまも~る」のロゴ(写真/株式会社こせひら提供)

同担当者が調べていく中で、「精巣(睾丸)が体温より低い環境で機能するよう設計された器官であること」「高温曝露が精子形成環境に影響を与え得る可能性が医学的には以前から研究されてきた事実であること」を知ったという。

同社では、男性の身体構造や生殖医学に精通した医師の監修のもと、開発を進めた。

「医療機器ではないため、何かを保証するものでも、不安を解決すると言い切るものでもありません。ただ、温度という視点に目を向けるきっかけとして、またサウナを楽しむ習慣と向き合うためのひとつの道具として形にしました」