「なるべく『たまも~る』が禁止されない環境を作っていきたいと考えています」
多くの忘れ物が発生しているという同施設では、サウナ利用に関するルールは特に設けていないが、日々マナー違反をする利用者もいるという。
「当館のような歴史ある施設では、長年ご利用いただいている常連のお客様をはじめ、マナーを大切にしてくださる方々のおかげで、一定の秩序が保たれていると感じております。
一方で、昨今のサウナブームの影響もあり、時間帯によっては、マナー違反であることを十分に認識されないままご利用されるケースも見受けられます。
例えば、汗を流さずに入浴される行為や、当館のルールにない形でサウナストーブへ水を掛ける行為などが散見される状況です」
そのうえで、利用者が安全にサウナを利用するために重要な点として次のように話した。
「点検、お声がけ、コミュニケーションです。法令を遵守し、点検をもって安全を確保し、お客様と施設のより良い共存を目指しております」
マナーに懸念がある状況を、前出の「たまも~る」販売元はどう見ているのか。
「弊社としては、販売前から『他の方に不快な思いをさせないよう、取り扱いは慎重に行い、棚に置く際には自身のサウナハットにくるむ等の対応をお願いいたします』と申し上げていました。
しかしながら、負のイメージが先行した結果、一部(のサウナ)ではその反響に先手を打った形で対応を取られたものと推察します。
施設様にご迷惑をおかけすることは避けたいので、施設様の判断は尊重するという大前提ですが、なるべく『たまも~る』が禁止されない環境を作っていきたいと考えています」
そのための「一歩踏み込んだ対策」として、同社では「商標の無料開放」を発表。「現在のサウナハットと同様に様々なデザイン・素材の物があふれ、お客様に多様な選択肢を提供した方が、永続的な商売を企図している弊社の理念に合うと考えた次第です」と担当者は話した。
いずれにしても、利用にあたってはマナーやルールをまも~ることを大前提としてほしい。
取材・文/集英社オンライン編集部ニュース班













